東日本大震災の体験談が香港から出版

東日本大震災からもう半年になろうとしています。
この震災を体験した香港のとある女性の呼びかけから、香港で被災時の様子や復興に向けた動きまでの体験談が書籍として出版された、という記事がありました。

この書籍の印税収入は全額被災者支援の復興支援金とすると発表している、との事。
自身も被災者の立場でありながら、同じ被災者の為に活動できる彼女の心境に僕は正直驚かされました。

というのも、神戸の大震災の時、ボランティアとして食料の配給支援に参加した友人から聴かされた話がとても印象強く残っているからだと思います。

その友人が言うには、震災直後の神戸は、食料の配給場所に集まる人の中には感謝の言葉もなく食料をひったくるように持ち去って行く方もいたというのです。

もちろん僕自身、感謝される為にボランティアに参加したのではないだろう?と友人に前提はしつつも、内心はそれだけ災害というのは人を精神的にも悲惨な状況に追い込むものなのか、と相当ショックを受けていたからです。

しかし、今回の記事を見て、この女性からはそんな悲惨さよりも、むしろずっと意志の強い、生命力そのもののような感動を受けました。

震災の時その場にいて、今もその場で生きている人の声が、世界のメディアにより正確な情報として届き、各地から心ある援助が受けられますように。
あの神戸の頃のような悲惨な話を聞くことが、少しでも減っていってくれることを心から願いたいです。


こちらも香港に渡っていくそうです。

◎栃木米「なすひかり」、香港へ輸出。

栃木県産のお米「なすひかり」。
粘りと甘味があっておいしい、と国内でも人気が高まっています。

また、食品への高級志向が強い香港の富裕層向けに輸出もされており、現地では高級スーパーで販売され、日本食レストランでも使用されています。

しかし、原発事故による日本の食品への不安はここにも影響を及ぼしており、今年収穫されたものの契約量は12トン。昨年の30トンの半分にも満たない状況となりました。
こうした中、少しでも信頼を取り戻したいということから、生産地の高根沢町では輸出用米については全戸分を調査、結果を添えての輸出を行っています。

これはぜひ、国内向けのものにも適用していただきたいと思います。
食品への放射能の影響については、特に子どもを持つ家庭などから不安の声も大きく、これをクリアすることが今後の課題となります。

国からの明確な指針・説明が十分とはいえない中、厳しいかもしれませんが、やはり消費者のニーズを理解し、対応することが売れることに繋がるのではないでしょうか。
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by dakarahk | 2011-10-07 00:50 | 日記